専門外来

専門外来一覧

内視鏡外来 がん早期発見外来 下垂体腫瘍・脳腫瘍外来 痙縮・ボツリヌス療法外来 頭痛外来
アルコール外来 禁煙外来 ワクチン外来(成人) 肝臓外来 睡眠時無呼吸症候群外来

担当医が学会出席等にて、時間変更・休診になる場合がございますので、事前に「当院からのお知らせ」にてご確認ください。

内視鏡外来

当院は、がん検診等実施医療機関です。日本消化器内視鏡学会専門医と、豊富な経験を持つ看護師が検査を担当いたします。幅広い年齢層の方に安心して検査を受けていただける環境づくりを心がけております。
ご希望の方には鎮静剤使用による辛くない内視鏡検査を施行しております。
詳しい検査内容・検査予約に関しましては、看護師にお気軽にお尋ねください。
また入院にて外科と連携の上、胃ろう造設も行っております。
誤嚥を繰り返す際には嚥下内視鏡にて評価いたします。

対象疾患 逆流性食道炎・食道がん・胃十二指腸潰瘍・胃がん・大腸ポリープ・大腸がん・炎症性腸疾患、経口摂取困難
症状 健診異常・胃のむかつき・腹痛・血便・便秘・下痢など
検査 経口・経鼻上部消化管内視鏡、ピロリ菌検査、大腸内視鏡、嚥下内視鏡(入院)
治療 ピロリ菌除菌治療、内視鏡的ポリープ切除術、胃ろう増設(入院)
診療曜日・時間 火曜日終日・木曜日終日・土曜日午前(第2除く)

がん早期発見外来

現在、日本では2人に1人が「がん」にかかり、3人に1人が「がん」で死亡するといわれています。超高齢化社会を迎え、ますます「がん」にかかる人が増えると考えられています。今後健康で生活していくためにも、いかに早期発見するかが重要となっています。気になる症状がおありの方はまずは気軽にご相談ください。
• 当院は、胃がん・大腸がん検診精密検査実施登録医療機関です。

対象疾患 脳腫瘍・肺がん・食道がん・胃がん・大腸がん・肝臓がん・胆嚢がん・膵臓がんなど
症状 頭痛・めまい・血痰・持続するせき・腹痛・背部痛など
検査 血液検査・超音波検査・CT検査・MRI検査・内視鏡検査など
治療 速やかに連携高次医療機関にご紹介します。
診療曜日・時間 症状によって受診曜日が異なります。
まずはお電話またはメールにてお問合せください。

下垂体腫瘍・脳腫瘍外来

脳腫瘍には、髄膜腫(ずいまくしゅ)・神経膠腫(しんけいこうしゅ、別名グリオーマ)・下垂体腫瘍(かすいたいしゅよう)などがあります。
これらの疾患で脳腫瘍の約60%を占めます。下垂体腫瘍は視力障碍をきたします。
眼鏡を調整してもよく見えない。眼科の先生からは問題ないと言われる。そのような患者さんは、下垂体腫瘍ができているかもしれません。
白内障と診断されて手術を行っても見えるようにならず、下垂体腫瘍と診断された患者さんもいらっしゃいます。
下垂体腫瘍は脳腫瘍の一つですが、開頭せずに鼻から内視鏡を用いて摘出することができます。
視力障害でお困りの患者さんは、一度当院をご受診ください。
下垂体の専門医が診察いたします。

対象疾患 下垂体腫瘍・脳腫瘍
症状 視力障害・よく見えない
検査 MRI検査・血液検査・視野検査・視力検査など
診療曜日・時間 金曜日

痙縮・ボツリヌス療法外来

当院では脳卒中の後遺症「痙縮 (けいしゅく) 」や首や頭、肩などが不自然な姿勢を示してしまう「痙性斜頸 (けいせいしゃけい) 」に対して、ボツリヌス療法を行っています。ボツリヌス療法とは、ボツリヌス毒素製剤(ボトックスⓇ、ゼオマインⓇ)という薬液を緊張している筋肉に直接注射して、筋肉の緊張をやわらげる方法です。その他、顔面けいれんに対してもボツリヌス療法を行っています。まずはお気軽にご相談ください。

対象疾患 痙縮 (けいしゅく)・痙性斜頸(けいせいしゃけい)・顔面けいれん
症状 筋肉がつっぱり、手足が動かしにくくなったり、勝手に動いてしまう
頭が横を向く、頭が横に倒れる、肩が上がる、下あごが突き出る、体が横にねじれる
目の周りのぴくつき、頬や口元のけいれん、顔全体のひきつれ
検査 MRI検査など
治療 ボツリヌス注射(ボトックスⓇ/ゼオマインⓇ)・薬物療法
診療曜日・時間 月曜日 午後
(変更になる場合もございますので、事前にご確認ください)

痙縮(けいしゅく)とは
「痙縮(けいしゅく)」とは筋肉が緊張しすぎて、手足が動かしにくくなり、固まってしまう状態のことです。脳卒中や重症頭部外傷などの発症後、時間の経過とともにまひと一緒にあらわれることが多い症状です。足の貧乏揺すりのような症状(クローヌス)として見られることもあります。症状を長い間放っておくと、筋肉が固まってさらに関節の運動が制限される「拘縮(こうしゅく)」という症状につながってしまいますので、積極的に治療することが大切です。

痙性斜頸(けいせいしゃけい)とは
痙性斜頸 (けいせいしゃけい) は、首や肩の周囲の筋肉が意思とは関係なく収縮し、それによって頭、首、肩などが不自然な姿勢を示してしまう病気です。多くの場合は、ジストニアという病気の一つとしても知られています。時として、目や口などの不随意運動や、頭や手の振るえ (振戦) を伴うこともあります。多くの場合は原因不明ですが、脳性麻痺のように脳疾患の合併症、後遺症としての痙性斜頸 (症候性) や、向精神薬などの薬物使用 (薬物性) により生じることもあります。

顔面けいれんとは
疲労などで時々まぶたや目の周りがピクピクすることもありますが、顔面けいれんは、脳血管による顔面神経の圧迫が原因で、目の周りのぴくつきから始まり、次第に頬や口元のけいれん、顔全体のひきつれとして現れてきます。通常、左右どちらかの筋肉だけピクピクと、自分の意思に反して動いてしまう症状が現れます。

頭痛外来

頭痛には一次性頭痛と二次性頭痛に分類できます。一次性頭痛には片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛などがありますが、二次性頭痛と言って脳腫瘍や脳卒中などの病気が原因のこともあります。それ以外にも、後頭神経痛のようにブロック注射や手術で良くなるものもあります。頭痛外来では、頭痛に関して詳しく診察を行い、必要に応じてCT・MRI検査などを行います。まずはお気軽にご相談ください。

対象疾患 頭痛
症状 ズキンズキンと脈打つ痛み、片目の奥に激烈な痛み、頭全体を締め付けられるような痛み、今までに感じたことのない頭痛や、徐々に悪化する頭痛、吐き気や嘔吐、手足の動きづらさを伴う頭痛など
検査・治療 CT検査・MRI検査・脳波検査・血液検査など
診療曜日・時間 月曜日終日、火曜日午前(第1週除く)、水曜日午前、木曜日午前、金曜日終日、土曜日午前

アルコール外来

当院ではアルコール性臓器障害の治療を行っています。飲酒による病気としては肝臓病が有名ですが、大腸がんや食道がんなどの悪性腫瘍や高尿酸血症などの代謝疾患のリスクも高まります。以前は、お酒をやめる断酒治療が中心でしたが、より早期の段階なら、お酒をやめるのではなくお酒を減らす飲酒量低減治療(いわゆる節酒)が主流になりつつあります。
2019年に発売された飲酒量低減薬は、当院でも処方できます。お気軽にご相談ください。

対象疾患 アルコール性臓器障害・アルコール依存症
症状 過剰な飲酒による肝障害・胃腸障害・がん・睡眠障害・うつ病
検査・治療 血液検査・超音波(エコー)検査など
治療 飲酒量低減治療など
診療曜日・時間 第2・4土曜日

禁煙外来

禁煙外来はニコチン依存症を改善し、喫煙が原因となる脳卒中、心疾患、癌、慢性閉塞性肺疾患等から身体を守るのを手助けするのが目的です。今まで禁煙を試みたけれど失敗しているという方は、是非ご相談ください。医学的な面からサポートさせていただきます。
※薬の供給により診察可否に変更がある可能性がございます。ご了承下さい。
(当院では現在貼り薬が対応可能です)

治療条件 [1] ニコチン依存症の判定テストが5点以上
[2]《1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数》が200以上
(35歳未満には上記[2]の要件なし)
[3]ただちに禁煙を始めたいと思っている
[4] 禁煙治療を受けることを文書で同意している
禁煙スケジュール [1] 初回診察
[2] 禁煙開始日
[3] 再診(2、4、8、12週間後)
[4] 禁煙治療完了
診療曜日・時間 総合診療科 水曜日 午前
呼吸器内科 金曜日

ワクチン外来(成人)

主に、「高齢者肺炎球菌ワクチン」と「帯状疱疹ワクチン」の接種を行います。

●肺炎球菌性肺炎の予防は65歳以上の方に推奨されています。

●帯状疱疹やその合併症による重症化予防を目的とし、品川区をはじめとする一部市区町村で、満50歳以上を対象に帯状疱疹ワクチンの接種費用が一部助成されます。

●「高齢者肺炎球菌ワクチン」「帯状疱疹ワクチン」以外のワクチン接種についてご希望の方もご相談に応じます。ワクチンの在庫にも限りがありますので、まずはお電話にてお問い合わせください。

●接種日当日の患者さまの体調によっては医師が許可しない場合があります。

接種ワクチン 肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス/プレベナー)
帯状疱疹ワクチン(ビケン/シングリックス)
インフルエンザワクチン
新型コロナワクチン
B型肝炎ワクチン

肝臓外来

当院は東京都肝臓専門医療機関に指定されています。B型・C型肝炎については肝臓専門医による診断・治療が可能です。また難病指定の自己免疫性肝疾患のほか、脂肪肝やアルコール性肝疾患についても経験豊富な専門医による診断・加療を行います。肝臓が気になる方はまずはお気軽にご相談下さい。

対象疾患 B型肝炎、C型肝炎、脂肪肝、アルコール性肝障害、自己免疫性肝炎ほか
症状 健診異常、全身倦怠感、黄疸など
検査 血液検査、腹部超音波、腹部CT、MRIなど
治療 原因に応じた治療を行います。
診療曜日・時間 月曜日午後、火曜日終日、金曜日終日

睡眠時無呼吸症候群外来

いびきや睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。SASは睡眠の質の低下から日中の眠気を招くだけでなく、虚血性心疾患や脳血管障害のリスクを増加させることが知られています。検査にはご自宅で可能な簡易型検査を行い(精密検査が必要な場合は連携の医療機関にご紹介します)、適応の場合は経鼻的持続気道陽圧療法(CPAP)にて治療いたします。また口腔内装具(マウスピース)が適応の場合は対応可能な医療機関をご紹介いたします。

対象疾患 睡眠時無呼吸症候群
症状 いびき、睡眠時呼吸が止まる、日中の眠気
検査 簡易型ポリソムノグラフィー(簡易型PSG検査)
治療 CPAPなど病状に応じた治療を行います。
診療曜日・時間 呼吸器内科 (金曜日午後)
内科 (火曜日終日、水曜日午前、金曜日午前)